

北の大地に芽吹くカレー魂
集英社ヤングジャンプ連載/ふなつ一輝原作
『華麗(カレー)なる食卓』第169?180話を収録したコミックス第17巻です。
そう、カレーです。カレーというメニュー1本に絞り、
その奥深さと面白さを追求する料理人達の生き様を描いた作品です。
作画もレシピも非常に緻密で思わず食べに行きたくなってしまいます。
メニューがカレーだけじゃ尻つぼみするのでは?
と考えたそこのあなたにこそお薦めしたい読み応えに溢れています。
(総合6/10点)
土門海に完敗したマキトは彼との再挑戦を願い、北海道へ。
またも無一文になる彼の不遇さはもはやお約束(苦笑)。
本当の味の素晴らしさを記事にしたいルポライター国東心との
出会いから舞台は北海道スープカレーフェスタになだれ込む急展開に。
特にルールよりお客さんを優先するマキトの粋な心遣いと寒冷地を
意識した料理作りのスキの無さには感心しました。
どこに行っても食べる人を優先する変わらぬ意思の強さに魅了されます。
カレーもストーリーも、うまい。
~ミスターレジェンドを追って北海道に向かったマキト。
そこでスープカレー大会に出場し、
エディブルファイト北海道代表の店と争うことになります。
まだまだ内地(本州)ではそれほど普及していない
スープカレーの可能性を見せてくれるプレーオフが見ものです。
定番となっている人情ドラマも、
伏線となっている事は明白な九福食堂がいつ出てく~~るのか、
と思っていたら、忘れた頃に効果的に再登場。
やはり、ストーリー展開の構成は、上手いです。
北海道代表店の高桑悠季ですが、女かと思った、というのはいいとしても、
誰も彼も結維に似ているのはいかがなものでしょうか…。
表紙イラストにしても、結維が髪を切ったとしか思えなかったし…。~